熊本県多良木町。深い山々に囲まれたこの地域は、鎌倉から明治時代まで相良藩の「隠れ里」として実在した秘境です。ここで約500年前から作り続けられているのが、米を蒸留して作る球磨焼酎。偶然迷い込んだ旅人がその美味しさに感動し、「幻の伝説酒」として全国に広めたという逸話をもつ秘境の銘酒です。
そんな球磨焼酎と多良木町の魅力を発信するために生まれたのが、色が変わる球磨焼酎「TARAGI BLUE」。多良木町に広がる美しい空をイメージして名付けられました。球磨焼酎に多良木産のハーブを漬け込むことで、透明な焼酎が美しい青色に変わります。また、レモン汁を加えると青色から紫色へ変化するという不思議なお酒です。
TARGAI BLUEは、お米のまろやかな甘みとスッキリした飲み口が特徴的。焼酎が好きな方にはもちろん、苦手な方でも飲みやすいお酒です。ロックもいいですが、オススメは炭酸割り。爽やかな味わいとおしゃれな見た目は、どのシチュエーションにも華を添えてくれますよ。
TARAGI BLUEの原酒は、多良木町にある那須酒造場で製造されています。こだわりは、大正3年の創業時から受け継がれてきた昔ながらの手仕込み。機械に頼らず、職人の研ぎ澄まされた五感を最大限に活かした仕込みは、まさに神業の域です。家族経営という小さな酒蔵だからこそ、細部にまでこだわりを尽くした、丁寧な酒造りを続けています。
手仕込みという品質の安定が難しい作り方にも関わらず、那須酒造場の焼酎は県内外から高く評価されています。過去には、全国的な品評会で芋や麦など名だたる焼酎をおさえて日本一に輝いたことも。また県内の品評会では、10年以上も連続受賞している名実ともに実力派の逸品です。
TARAGI BLUEの色の秘密、それは「バタフライピー」という花によるもの。もともとはタイが原産で、美容ハーブとして古くから親しまれていました。TARGAI BLUEでは、農薬を使わずに栽培された多良木産バタフライピーを使用しています。